毎日孤軍奮闘~強迫神経症の息子と向き合って20数年

家族巻き込み型の重度の強迫神経症の息子と向き合って24年たつ母の毎日の奮闘日記です。介護、猫、思ったことなどを綴っています。

2021年11月

こんにちは!

今日は私、疲れております。いえ、毎日疲れてますけどね・・・今日は特に・・・

樹の今の症状の1つに、「トイレに行ったらお風呂に入り、その後部屋に戻るまでに何時間もかかる」っていうのがあるんです。

お風呂から上がっても、タオルで身体を拭くことができず(前はできたんですけど)台所のハロゲンヒーターの前で乾くのをじっと待ちます。(ファンヒーターは症状的にNG)

これからの季節はつらいですが、どんなに寒くてもパンツ1丁で自然乾燥しないといけません。

これに大体1時間近くかかり、その間、私は側でじっと立って話し相手にならないといけないのです。

やっと乾いても、そこから2階の自室に戻ってトイレ→風呂の一連の儀式(?)が終わるのにまた数時間。

先月まではここにものすごく時間がかかり、長い時はなんと17時間もかかったことがあります!

ちょっと想像してください。朝起きたら大抵の人はトイレに行きますよね。

トイレが終わったら17時間経過している、ということは朝トイレに行って戻ってきたらもう、寝る前ですよ。

でー、17時間も経つと次のトイレに行きたくなってしまい、やっと死ぬ思いで終わったトイレですが、再び寝る間もなく、トイレ→風呂場行き・・・・

もうね。地獄のようでした。仕事をする時間もなくなって先月は収入もガタ落ちで、大変でした・・・


何より、体力的にも精神的にも、めっちゃつからったですよ。

で、何とかせんとこのままでは二人とも死んでしまうよ?ってことになって、必死で儀式の方法の改善を考えて(樹が)やっと3時間くらいですむようになったのが今月のはじめのことでした。


朝起きてトイレが3時間って、普通に考えると「えー!?」ですが、17時間に比べると「なんとか耐えうる時間になった」って感じ。

でも、これには条件があって、私はたとえ寝てなくても、具合が悪くても、ニコニコしてシャンと立ち続けなければならないのでした。

「なんで?」と思われるでしょうが、樹は確認作業を私が手伝うことで時間を短縮しているので、私がぐだぐだだと、確認作業も長くなってしまうのです。

ところが、今日は私、朝から目が回っていてシャンと立つことができませんでした。

睡眠不足があまりにも続くと、身体が強制的に休むことを求めるのか、目が回ることがあるんです。

でー、「お母さんがシャンとせん限り終わらんよ!」と樹が言う通り、目が回って立つのがすごいしんどい中、7時間も立ちっぱになってしまいました。

ここでバタっと倒れると、樹もまた少し認識を変えてくれるのではないか、と思うのですが、私、倒れないんですよぅ・・・(爆)

倒れてしまった方がきっと楽!って思うんですけど、意識はしっかりしたまま、しんどいばっかり・・・

終わったときにはもうぐったり・・・です。家族巻き込み型って恐ろしい・・・と心底思う私なのでした。

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寝て待つとはいえ、ももも待ち疲れます・・・ごめんね。




こんにちは!ゴキブリよりもムカデが嫌いな琴葉です♪

さて、昨日の続きといきましょう!ムカデの画像があるので、苦手な方はパスしてくださいね。

これまで、我が家にムカデが出たのは、リビング、台所、私の寝室(兼、仕事部屋)と、すべて1階。

樹の部屋は2階で、過去にヤスデがクーラーの線を引き込む穴から侵入したことはありますが、ムカデは出たことがありませんでした。

ところが、樹がふと布団の足元を見ると、でっかいムカデがデン!と鎮座していたのです。

こういうの↓

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樹はなかばパニックでしたが、金槌は階下だし、私もパニック。
しかも、「金槌で叩いてムカデの体液が布団についたら、もう寝れん!布団買い換えてもダメ!もうこの部屋には住めない!」と言うではないですか!

住めないってアンタ・・・他の空き部屋なんて1つもないのにどうすんんのよぅ・・・

とりあえず、ムカデにもって書いてあったのでキンチョールで対処することに。

多分キンチョールではすぐには死なずに本棚の裏とかに逃げ込む可能性は大!

でも、他に方法はなく、念のために金槌を持ったまま、キンチョールを吹き付けることになりました。

すると案の定、ムカデは死なずに動き出し、布団の上をずんずんと進んできます。

このままだと、本棚の裏に逃げ込んじゃう!と真っ青になったそのとき、ムカデは布団の上に樹が投げ出していた二つ折りになったアルミホイル(よく覚えてないんですけど、フルーツかなんかを皿がわりにして入れて食べた後だったと思います)の中に潜り込んだのです。

アルミホイルは私と樹の中間地点にあり、もうばっちり見えているんですけど、尻尾(多分)だけをアルミホイルからはみ出させたまま、丸くなってじっとしているではないですか!

これって隠れたつもり?頭隠して尻隠さずってヤツ??私も樹もビックリしましたが、ムカデをやっつける千載一遇のチャンス。

アルミに包まれているから、叩いても大丈夫!ということで、かわいそうですが、金槌でガンガン!

こうして、あわや部屋がダメになって「引っ越しするしかない!」と樹が言い出す寸前で、それは回避できたのでした。

いやはや、疲れましたよ・・・
ムカデが本棚の裏に逃げ込んだら、もう退治するまで絶対に眠れないところでしたし、ムカデの体液が布団についても大事になるところでした。

ムカデ・・・やっぱりアルミホイルの中に隠れたつもりだったのかなあ・・・

あんな目の前で?まあムカデの知能では、そんなことはわかんなかったってことかなあ・・・助かりましたけどね。

次に樹の部屋に出たら、こんなラッキーな結末にはならない可能性は大です。

樹の部屋だけには、出て欲しくない!と切に願う私でした。(他の部屋でもイヤですけど・・・)

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マウスで文字入れってムズカシイ!これで絵を描く人がいるなんて
信じられなーい!(でも、今はわかりませんが、昔はプロでもいました)



こんにちは!

よくブログや漫画などで「G」が苦手、って言う話みかけますよね。みなさん、「ゴキブリ」と言うのもおぞましいのか、通称なのか「G」とだけ書いて恐ろしい体験をした!と綴られています。

実は私はGはそれほど苦手ではありません!いえ、好きでもないですけど^^;

まあね、まれにG対策のスプレーを振ろうとしたり、はえたたきでバチンとやろうとすると、こっちに向かってくる勇者(?)がいて、それはちょっとビビります。

でも、Gって噛むわけでもないですし、そう怖くはありません。
逃がしたところで、「また次に出てきたらいいや」ですむので気楽です。(苦手な人はそうはいかないみたいですが・・退治するまで眠れないってよく目にしますもんね)

私が心底苦手なのは「ムカデ」です!誰も「M」とは呼ばないみたいですが、本当に苦手!!

小さいムカデもイヤですが、10㎝近くあるあのでっかいヤツ!あれは本当に脅威です。

見た目もめっちゃ怖いですけど、何より噛まれたら大変!すごい痛いですし、ヘタすると病院行きですよ。

そんなムカデが、我が家には数年に1度家の中に出ます・・・
家が古いからなのか、田舎なのかはわかりませんが、どっちもかもしれません。

そして何より、我が家にはムカデを退治してくれる人がいないことが問題です!

樹は病気の症状的にも、虫のたぐいは一切NGで、2㎜くらいの小さな虫が出ても大騒ぎになります。

我が家には人間2人と猫1匹しかいませんから、必然的に好むと好まざるとにかかわらず、ムカデ退治は私の仕事、というわけです・・・シクシク

いえね、ももは「あたちがやるでち!」とやる気満々ですけどね。猫とはいえ、噛まれるとやっかいなので、戦力外。

最近になってムカデを凍らせるスプレーが出てることを知りましたが、それまではどうしていたかというと・・・

「金槌で叩く」のでした!はじめにムカデが出たとき、ムカデが出るかも、などと思ってもみなかったので、はえたたきくらいしか手近になくて。

でも、こんな大きなムカデ、それこそ仕留め損ねたら夜、眠れません!はえたたきでは心許ない!

とっさに道具箱から金槌を取り出し、「ギャーッ!」って言いながらムカデを叩くこと数分・・・

心臓バクバク、ゼーハー言いながら、ムカデ退治終了~~
心底疲れますよ・・・

ネットで調べたら、ムカデは熱湯でも死ぬのでトングでつまんでお風呂場で熱湯につける、って方法が書いてありました。

ううーむ、出来るかなあ・・?つかみそこねないのでしょうか?ムカデ、結構動きますよ。ウネウネと。

凍らすスプレーも、一瞬で動きが止まるのかな~?止まらなくて狭いところに逃げ込まれたらどうしよう・・・と思ってしまって、結局今でも金槌でエイヤッですよ。

幸い1度もし損ねたことありませんが、今年はちょっとヒヤヒヤしました。

ムカデが予想外の動きをしてくれたので、最終的には退治できましたが、危ないところでした。

スリリングだった今年のムカデ退治。(いえ、いつもスリリングですけど、今年は一層という意味です)なんだか長くなってしまったので、明日に続きます!

よかったら、明日また見に来てくださいね!


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アンタに任せられたらどんなに助かるか!

こんにちは!

今日のタイトルは「声を出してしゃべってはいけない」です。
ダウンタウンの年末の番組の話ではないですよ?^^;

近年の息子の症状の1つに「話している内容が人に聞こえたらいけない」って言うのがあるんです。

10年位前から少しずつ悪化した症状で、はじめからあったわけではありません。

もともと、私は父に似て地声が大きく、声もよく通るんです。早口でもあって、パニックに弱くすぐにあわあわとなります。

息子はこれが病気的にひっかかる!と言って再三小さな声でしゃべるよう私に言ったのですが、半世紀以上普通に話していたものは急には治りませんでした。

すると症状がどんどんエスカレートしていき、今では声を出して話すとNGになってしまいました。

どうやって話しているの?ってなりますよね。
話す時は声を出さずに、ささやき声で話さないといけないのです。

ささやき声ってひそひそ話す時にはいいですけど、それで1日中、どんな話をするときでも使わないといけないのって結構難しい・・・

最近は地声で話すことはなくなって、裏声でやっと話せるようになったところだったので、ちょっと気を抜くとすぐに裏声(ていっても小さい声なんですけど)になってしまいます・・・

しかも、話し方にも決まりがあって、「ゆっくり話せ」「大きくなったり小さくなったりしない」「どんな話も平坦なトーンで淡々と話せ」などに厳しいチェックが入るんです。

もうね、「無理!だったら話さないでいる!」ってなるんですけどそれもNG。

「何があっても同じトーンで、声を出さずに淡々としゃべれ!」と言われます。

喜怒哀楽が激しく、身振り手振りで大きな声で話すのがもともとの私にとって、この言いつけは本当に難しく、悩みのたね。

意識してゆっくり話すと「わざとらしくて病気にひっかかる!自然にゆっくり!落ち着いて!」などと叱られる始末・・・

大声で話すなどもってのほかなんですけど、隣の家の人が玄関を出入りしている音が聞こえるときに、ちょっとでも声が大きいともう大変です!

「聞こえたかな?聞こえたかな?」って何度も何度も確認作業が始まり、「声を出すなってあれほど言ってるのに!」とくどくどと叱られます。

私と息子がいる部屋は2階で、隣の家に面した窓にはベニヤ板が貼ってあるし、第一、すごい近くに建ってるわけでもなくて、2メートルくらいは離れているんですけどね。

「普通に声を出して、楽しくおしゃべりを楽しみたい!」と思う私なのでした。

といっても話し相手は樹オンリーですけどね・・・・
気の合う友だちと、心ゆくまで話せる日は来るのでしょうか・・?

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そうね、ももの声だけはOKだもんね。ももはいいなあ・・・

明日はいよいよ、ジャパンカップ!楽しみ!(今の楽しみってこれだけかも・・・)

こんにちは!

今日もこちらは寒さが緩んでいるので、眠れそうな樹です。
樹は一昨日とその前くらいから寒くてよく眠れていなかったので、昨日は12時間も寝ていました。

念のために1時間おきにエアコンが消えていないか、そっと確認には行きましたけどね。

さてさて、今日は私が痩せにくい体質になった話をしたいと思います。

世の中は、ダイエットしたい人が多いので、そういう人から見たらうらやましがられるのかもしれませんが、樹が発病してからの私の課題は「なんとかして太りたい!」でした。

もともと、胃腸があまり丈夫ではなく、食は細くないのですが、食べても太りにくい体質でした。

樹が発病してからは、介護疲れから体重は減る一方。ついでに言えば髪の毛も抜ける一方でした。

私は158㎝でベスト時は48㎏だったんですが、そこそこ食べてるつもりなのに体重がどんどん減っていき、40㎏を割ってしまいました。

数年ほどは38㎏前後をうろちょろしていたのですが、5年程前にこれと言ってすごいことがあったわけでもないのに、体重が加速的に減り始め、気がついたら30㎏になっていました!

もうね、枯れ枝ですよ?腕なんか。背中に手をやると、洗濯板のように凸凹がもろに触ります。

なによりつらいのが、寒さでした。もともと冷え性で寒さには弱い方なんですが、30㎏で迎えた冬のつらさは半端なかったです。

我が家は築40年以上(多分、借家なのではっきりわかりません)の古い家で、台所はすごく寒いのですが暖房がありません。

以前はファンヒーターがあったのですが、故障してからはナシです。

もうね、台所仕事をしている時の首から背中にかけての寒さ、というか冷たさが、経験したことがないレベルで・・・

「耐えられない!」って思うほどで、(耐えましたけど^^;)
数年たった今でも忘れられないつらさでした。


ところが次の年になると、たいして食べていないのに今度は体重が増える、増える。

あっという間に48㎏!しかも増えた分はすべて脂肪!顕著なのがお腹と胸で、お腹は5㎝くらいゆうにつまめるようになりました。私、それまで太ったことがなくって人生初の経験でした。

腕も触るとふにふにとして、自分でうっとり!(爆!だって枯れ木に比べるともう触り心地がよくて!)

何より、冬がそんなにつらくない!「脂肪があるとないとではこんなに違うの!?」って感嘆するほど。

よく極端なダイエットをすると、太りやすく痩せにくいっていいますよね。

本当だなあ~~って実感しました。ダイエットしたわけではないですけど、身体がヤバイと思って脂肪を溜め込むようになったんだと思うんですよ。

それからは、45㎏から痩せません。今、樹の調子がよくないので、私の食事、1日に1回半とかで、ラーメン1杯とパン1枚とかだったり(1日にですよ)よくするんですが、全然痩せません。

でも、私はもうあの冬の寒さを経験するくらいなら、このお腹たぷたぷを選びます!

お腹だけ痩せるようトレーニングとかしたらいいんでしょうが、今は介護と仕事でふらふらでその余裕ないですしね。

反対に樹は、どんどん痩せてしまって、「寒い!寒い!」を連発。分けてあげれるものなら、脂肪、分けてあげるんですけど。でも、全部は渡さないもんね!(爆)

痩せにくい身体になったお話でした!太りたくないと思っている人は、ダイエットによる極端な痩せに注意することをおすすめします!

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アンタはダイエットすべきなんですけど!

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